Chima:ゼロに戻れる場所で紡がれる柔らかな歌声!優しさと秘めた強さと共に。。。
最初にChimaさんの歌を聴いたのは、私がまだ東京に住んでいたとき。
忙しさのあまり、心とからだのバランスが崩れそうな時、週末のひと時を他の場所で過ごすことで、自分をゼロに戻していたあの頃。
特に気に入っていた北海道は、何度も訪れていたけれど、ある初夏、北海道の風が気持ちよく、太陽がキラキラと光る、小さな町のある音楽フェスのステージに、Chimaさんは立っていました。
光まぶしい緑に包まれ、澄んだ空気に溶け込むような歌声は、あまりにクリアで、紡がれる言葉からは、それまでに旅した北海道のあちこちの情景が浮かび、やっぱり、北海道っていいな~と思ったものです。
音楽フェスが大好きで、東京に戻ってからも、全国あちこちのフェスで、数多くのアーティストのパフォーマンスを見、歌声を聴きましたが、Chimaさんの歌声を聴くと、北海道の情景が浮かび上がり、全国どこにいても、それは癒しの時間となりました。
「北海道は私にとってゼロに戻れる場所なんです」
大阪出身のChimaさんがこう語っているのを知りました。
あの頃自分が感じていた気持ちとまったく同じ感想を北海道に対して感じているChimaさん。
Chimaさんの歌声を聴いたときに感じる感覚の正体がわかりました。
ゼロに戻る。
まさしく、ZERO CROSSが目指す世界観に通じるそんな体験を、Chimaさんの歌声を聴きながら、たくさんの人に是非体感してほしいなと思います。
澤口美穂
大阪生まれ、札幌在住。
幼少期をドイツ、アメリカで過ごす。
高校の修学旅行で訪れた北海道の空に感動し、北海道の大学に進学し、移住。
在学中に音楽活動を始め、ミニアルバム『そらのね』をきっかけに全国ツアーを開始。
現在はアニメやゲームの主題歌、映画音楽の制作、挿入歌、CM歌唱、他アーティストへの楽曲提供、ラジオパーソナリティーなど活動は多岐にわたる。
自身のワンマンライブや動画制作、絵本やMVの制作も行い楽しく活動中。
映画監督岩井俊二とギタリスト市川和則 (羊毛とおはな) とのアコースティックユニット “ ikire (イキレ) ”や同じ札幌在住のトラックメーカーtuLaLa (ツララ)とのエレクトリックポップユニット “ Socca (ソッカ) “としても活動中。