みち草バザール:みち草バザール:スパイス料理の可能性を探る旅人! 道産・海外ナチュラルワインとのシナジー。
性格も控えめですが、お店もまた袋小路を進んだ控えめな場所にあり、また看板もまた控えめ。
ただ、店主森本さんが、どんなに控えめにしたくても、見つけ出されてしまう、魅力的な人柄と美味しいスパイス料理と自然派ワインのお店です。
その控えめながら、かわいらしい看板は、イラストレーターのタブチシオリさんによるデザイン。
店主森本さんのご出身は千葉県ですが、北海道に渡り酪農大学を卒業され、スープカレーでスパイスに目覚めたそうです。
ユニークなみちのりで、その後東京でフランス料理を勉強され、東南アジアやインド、ネパールを旅された後、大学の恩師の勧めで、縁あって札幌にて「みち草バザール」をオープンされたそう。
北区から現在の場所に店舗が移り、バザールの意味合い通り、活気ある人々が集う人気店となりました。
日替わりの8品ほどの「本日の前菜盛り合わせ」は、一品一品に特徴があり、スパイス料理の多様性を実感します。
“モモ”ならぬ〝モモ風水餃子“は、なんとも表現できない旨さで、ぜひ食べて実感いただきたい。
最近は、パリッとした春巻きまで登場、山椒スパイスをつけるとそれまた最高!
みち草バザールの森本さんは、タンドールの魔術師!!
じっくりとハーブやスパイスで漬けこんだ鶏、時にはラムや豚肉等のタンドール料理にかぶりつく幸せ。
そして、これらの料理に合わせるのが、自慢のナチュラルワインで、そのセラーの充実ぶりに森本さんのこだわりが詰まっています。
銭函の“二番通り酒店”セレクトのフランス自然派ワインから北海道余市・空知等よりすぐりの道産自然派ワインまで、圧巻のラインナップ。
そこから、好きなワインボトルを自由に持ってくるスタイルは魅力ですが、眺めて迷っているうちに時間が。。。
タンドールで焼かれたブルーチーズクルチャに、どのワインを合わせるか?
それともシメの、チキン、ビンタールやキーマカレーに合わせるか?
みち草バザールのメニューは、まさしく“みち草”状態で、アラカルトのみになったり、コース限定になったり、その提供の仕方、器や料理も含めて、あちこち奔走しています。
ただ、その“みち草”がたまらなく素敵で、お客は喜んで、決まることのない道に付き合っていくのです。
みち草バザール
住所:札幌市中央区南6条西22丁目3-56
電話:011-206-4893
定休日:不定休
営業時間:
月~土 17時〜23時(L.O.22時)
日曜日 15時〜23時(L.O.22時)
完全予約制となります。
5500円 お決まり(取り分け形式)
13200円 おまかせ(コース形式)